GARDEN DIARY

もみじ落葉

今年は暖冬とはいうものの、今日は北風が冷たいです。
12月に入り、クリスマスの飾りつけもあちらこちらでよく見かけ、すっかり冬モードになりましたね!
外に出てお庭の手入れをしていると、真っ赤で綺麗だったもみじ達も、冷たい風が吹くたびに舞っていました。
あの見るたび感動していた真っ赤な紅葉が終わってしまう・・
という寂しさと共に、早いものでもう12月、今年もあと残り1か月を切っているという実感がやっと湧いてきました。

今年はお庭の手入れをしながら、新芽を見つけ、ツボミを見つけ、花が咲き、実が成り、紅葉を見て、落葉で冬を感じ、お庭に触れてなければ見過ごしていたような小さな発見も沢山できました。
素敵な1年が過ごせました。

dummy - もみじ落葉

2018年12月07日

寒椿(カンツバキ)

寒椿(カンツバキ)
サザンカとツバキの交雑種である園芸品種といわれるツバキ科・ツバキ属です。

~山茶花と寒椿~
見分けるためには、最後に頼れるのはやはり花の特徴の違いのようです。
寒椿の花には「花弁と雄蕊が合着している」「花びらが多く14枚以上」「しわしわにならない」という特徴があり、山茶花の花には「花びらが少なく5~10枚」「しわができるものが多い」という特徴があるようです。
一重咲きの寒椿もあるので一概に花びらの数だけでは言えませんが、他の「しわ」と「花弁と雄蕊」の違いにも留意して見分けるのが妥当かと思います。
※暮らし―の 寒椿と椿と山茶花の見分け方 HPより引用

む、難しい・・・。
ぜひ挑戦してみて下さい♪

dummy - 寒椿(カンツバキ)

2018年11月30日

水鉢

dummy - 水鉢裏庭の水鉢です。

お茶をたしなまれる方にとって手水鉢は、茶事に際し、そこに満たされた水で手を洗い、口をすすぎ、心身を清めるための大切な役割を
担っている装置であるそうです。
日本文化の奥深さに感銘を受けます。時代の移り変わりとともにその役割もまた、様々だったのでしょうね。

日常で手を洗ったり、お庭に水をまいたり、水鉢に鳥が集まってくるのを見て楽しむ人がいたのかなと、その風景を想像すると、この水鉢がとても尊く見えてきました。
道具は、時代とともに役割や見た目は変わっていきます。現代では洋風のお庭にもなじむオシャレなデザインの物もあります。
水鉢の奥深さを、新しいお庭作りにぜひ取り入れて頂くのも楽しいと思います。

水草を浮かべたり、メダカを飼ったりアレンジも色々できて楽しいと思いますよ。

2018年11月09日

もみじ

先週は葉先が染まってきていたもみじが1週間かけて真っ赤に紅葉しました。
今日はあいにくの雨ですが、雨の薄暗い中でもパッと目を引く程の鮮やかな赤色にはとっても惹きつけられます。

もみじといえば立派な大木を思い浮かべる方も多いと思いますが、ご自宅のお庭に違和感なく添えることの出来るサイズのも種類もあります☆
四季を感じるお庭作りにぜひ取り入れて頂きたいもみじです☆

dummy - もみじ

2018年11月09日

頑張れ!モミジさん!

風が冷たく、冬らしい空気も感じるようになってきました。
まだまだ秋を楽しみたいものです。

そんな中、裏庭のモミジが葉先から赤く染まってきています。
ぜひこのまま真っ赤に・・・なってほしいものですが。
条件によっては燃えるような真っ赤とまではいかないこともあるようです。
頑張れ!モミジさん!

dummy - 頑張れ!モミジさん!

2018年11月02日

ツワブキのつぼみ

キク科ツワブキの花のツボミがパンパンになってきています。
もうじき黄色の花が満開になる事だろうと楽しみです。
庭石の隣にバサッと葉を広げる様子が、バランスが良くかっこいいです。
調べてみると、ツワブキは古くから日本庭園の下草に植えられてきた植物だそうです。
昔の方もこのバランスを良いと感じて眺めていたのかもしれません。
時代を超えて感性を共有していると思うと、この時間がなんだかとても貴重に感じます。
嬉しいですね。
花が咲くのが楽しみです。

お庭全体を見た時にも、このツヤツヤとして固そうな緑の葉っぱは目を引きます。
日本の気候と相性が良く、海が近い海岸線に自生している植物のため、強くて付き合いやすいたくましい植物です。

dummy - ツワブキのつぼみdummy - ツワブキのつぼみ

2018年10月26日

秋晴れ

本日は秋晴れ!
運動会日和の気持ちの良いお天気です。
午前中は雲がほとんどなかったのですが、こちらの写真は昼からの空の風景です。
緑葉越しにゆっくり流れる雲が非常に綺麗で絵になります。
自宅の縁側からこの景色を眺めながらお茶でも飲めたら贅沢ですよね。

松の木越しの秋の空と、シダの木越しの秋の空。白い雲にかかった葉先がそれぞれ綺麗です。

dummy - 秋晴れ

dummy - 秋晴れ

2018年10月26日

ヤブコウジ

ヤブコウジが赤い実を付けていました。
なぜか、ジッと見ないと見つけられないくらいの葉っぱの陰に隠れています。
見つけた時にはなんだか勝った気分です。

この時期は紅葉する葉も多い中で、秋から冬にかけて常緑の緑の葉と赤い実がみられるので低木ですが存在感のある植栽だと思います。
半日陰地を好むようですが、耐潮性・耐乾性・耐寒性・耐暑性に優れていて強いです。
なんだか見た目にも生命力が強そうな感じが出ています。
水をかけてやるとまさに葉の上に水滴が乗って、素直に綺麗だな~と感じます(^^)
特に夏場の水やり後はパリッとする気がして好きでした。

移植も容易なようなので、私のように時々気分で配置替えをしたくなるような方にもぴったりですよね!

地面からモリモリ葉っぱを伸ばす様子が可愛らしいです!

dummy - ヤブコウジ

2018年10月20日

和+洋

京阪グリーン守山支店の表庭です。
洋風の白い建物ですが、和風のみに使うと思われがちな庭石も違和感なくマッチしています。
樹木や植栽の中に庭石があることで、お庭の奥行が生かされていますね!
初心者の私ですが、お庭を手入れしながら最近感じるようになってきた事が一つ。

庭石があることで、奥行きだけでなく、見る角度によっての景色がまた違ってきて面白いのです。

石の形が違うということもありますし、角度により石の周囲の植栽の見え方も変わります。
ウロウロとしながら、一番良い角度を探したりしています。昔の将軍は和庭をこのように楽しんでいたのかな・・・と考えたりもします。
洋風+和風の要素が入ったお庭もオシャレです。

先日、ふとゴツゴツした庭石の表面に苔が生えてきたことに気付き、味が出てきたように感じました。
残すか、磨くか、これも好みなのでしょうね。
きっとこうやって、“My庭” が出来ていくのだなと感じるこの頃です。

dummy - 和+洋dummy - 和+洋

2018年10月20日

ハイビャクシン(這柏槇)

京阪グリーン守山支店のお庭には、色々な植栽が植わっています。
熟練の技と感覚を持つ職人さんによって据えられた庭石と植栽のバランスは、1日見ていても飽きません。
このお庭をまずはゆっくり眺めて頂き、ぜひお客様のお庭に植えたい好みの植栽を見つけてもらえたら嬉しいです。
やっぱり私は日本人!と感じる瞬間です。

そんな中でも気になる植栽、個人的には「ハイビャクシン(這柏槇)」です。
ヨーロッパからきた樹木ですが、原産は日本含むアジアだそうです。
この、境界のレンガからピョンと出ているバランスが最高です♪
松に似ている気がして、この見た目にも惹かれます。

ヨーロッパでもなじみがあるだけに、色鮮やかなお花を植えた花壇とも相性がよさそうですよね。
オリジナルのお庭や花壇を作るにはぜひ取り入れたい種類です。

dummy - ハイビャクシン(這柏槇)dummy - ハイビャクシン(這柏槇)

2018年10月20日