GARDEN DIARY
裏庭の水鉢です。
お茶をたしなまれる方にとって手水鉢は、茶事に際し、そこに満たされた水で手を洗い、口をすすぎ、心身を清めるための大切な役割を
担っている装置であるそうです。
日本文化の奥深さに感銘を受けます。時代の移り変わりとともにその役割もまた、様々だったのでしょうね。
日常で手を洗ったり、お庭に水をまいたり、水鉢に鳥が集まってくるのを見て楽しむ人がいたのかなと、その風景を想像すると、この水鉢がとても尊く見えてきました。
道具は、時代とともに役割や見た目は変わっていきます。現代では洋風のお庭にもなじむオシャレなデザインの物もあります。
水鉢の奥深さを、新しいお庭作りにぜひ取り入れて頂くのも楽しいと思います。
水草を浮かべたり、メダカを飼ったりアレンジも色々できて楽しいと思いますよ。