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玄関のカギや防犯カメラに加えて、外構の工夫でも安心感はぐっと高まります。
今回ご紹介するのは、取り入れやすく見た目も損ねない「照明」「砂利」「植栽」の3つ。
ご家族の動線やお庭の雰囲気に合わせて、無理なく始められるポイントをまとめました。
ライト・照明で「気づかせる」

侵入者が嫌がるのは“突然の明かり”。
人が近づくと点くセンサーライトを、勝手口や窓まわり、敷地の死角に設置すると抑止効果が期待できます。
まぶしすぎない位置と向きがコツ。
目安は高さ2〜2.5m、通路は足元が見える程度の明るさに。
常夜灯をうっすら点けておき、近づいたら明るくなる二段構えにすると、留守中も“人の気配”を演出できます。
タイマーやスマート連携で、帰宅時間に合わせて自動化するのも便利です。
砂利で「音のバリア」を敷く
踏むと音が鳴る防犯砂利は、手軽で効果的。
狙われやすいのは窓下や建物の裏側、塀沿いの細い通路など。
こうした“通り道”に帯状に敷くと、夜間ほど音が響いて近づきにくくなります。
散らばり防止に見切り材を入れ、厚みは5cm以上を目安に。
下に防草シートを敷けば、雑草対策にもなって一石二鳥。
来客の動線は避けつつ、あえて「踏むと鳴る場所」を作るのがポイントです。
色や粒の大きさを周囲の舗装に合わせれば、見た目も自然に馴染みます。
花とトゲで「近寄りにくい」境界をつくる

植栽は“やさしい見た目の防犯”。
窓の下やフェンス沿いに、トゲのある植物(バラ、ピラカンサ、ヒイラギモクセイ、マホニアなど)を低〜中木でレイアウトすると、身をかがめての侵入がしにくくなります。
大切なのはお手入れ。
こまめに剪定された庭は「よく見られている家」という印象になり、泥棒の心理をくじきます。
足場にならない樹形を選び、誘引や支柱で隙間を減らすと安心。
季節の花を混ぜれば、彩りも楽しめます。
外構の防犯は「光で気づかせる」「音でためらわせる」「景観で近づけない」の重ね掛けが効果的。
まずは暗がりや人通りになりがちな場所から、小さく始めてみましょう。
お住まいの間取りや動線に合わせた配置プランもご提案できます。
気になるところを一緒にチェックして、毎日の“安心”を心地よく整えていきませんか。
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